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大排気量をもつ国産大型バイクの歴史
現在、日本の国産バイクは原動機付自転車から1000ccを超える大型バイクまで多種多様な個体が揃っています。
一方で、国産バイクは、70年代に入るまで中小の排気量となる50ccから400cc程度のものが中心で、大型バイクは海外の有名メーカーの独壇場という歴史がありました。
70年代に入ると国内製エンジンに関する規制が緩和され、750ccという大型のバイクを日本でも製造することができるようになりました。 初めは種類が少なかったものの、国内外で日本製の大型バイクの認知度が上がり人気を博すことになります。 それと同時に、世界的な大型バイクの市場にも深く関わっていくようになりました。
80年代には空前のバイクブームとなり、国産の大型のバイクも排気量をさらに大きくし、900ccや1000ccを超えるシリーズが続々と登場するようになります。 その頃、レーサーレプリカブームやオフロードブームなどにより、大型のバイクでも様々なタイプの車種が一気に増えていきます。
そして90年代から21世紀に入ると、誰もが楽しめるネイキッドタイプの大型がスタンダードとなります。安定した走りと、人を選ばない設計は、現在でも大型のバイクの主流とされています。